この本は、クマの最近のお気に入り。
他の投資本とは大きく違って、とってもトンガッている。
eワラント証券の代表だそうなんですが、その辺の配慮はゼロ。
こんな人、好きだなぁ。
本書の最大の特徴は、「バブルと、その崩壊」を前提にしていること。
100年に1度の危機と言われたリーマン・ショック。
だけど、そんな危機は次から次へとやってくる、と書かれています。
確かに豪ドルが55円になるのは珍しくはありません。
バブルも何度もあった。
ITバブルも、かなりのもんでした。
昭和の日本バブルもすごかった。
とすると、10年に1回以上はバブルがきてることになります。
そしてバブル崩壊も同じだけある。
これに毎度毎度つきあってたら、資産がいくらあっても足りません。
すかんぴんになっちゃう。
『「長期」「分散」「株価指数連動」といった「投資の常識」は、
結局のところ金融関係者にとっての便利な言い訳に過ぎません』
土井氏は、こう言い切ります。
『「長期で考えましょう」とさえいっておけば、
顧客も理解した気になってクレームはでません。
もし20年後に顧客が困っても、そのとき担当者である自分は
会社を去っており、もう関係ないのです』
言っちゃった・・・ って感じです。
確かに担当者はくるくる変わるし、それってクレーム対応ですよね。
長期投資が役にたたないとは思いませんが、バブルと暴落を繰り返しているのは事実。
そして、これをリスクととるかチャンスととるかは戦略次第、というのも確か。
バフェットはチャンスと捉えているようですし、クマも見習いたいところ。
本書の一番のキモは第6章。
バブルを利用して資産を大きく増やす、7つの理論が書かれています。
奇をてらったタイトルと違い、戦略は堅実で根本的。
1.常にバッファを持つ(半年分の生活資金をまずは貯める)
2.「買ってはいけない期間」を知る
3.大底だと思ってもすぐに買わない
などなど。
最近、この本の内容について考察することが増えました。
安いところで買って、高いところで売る。
または、高いところで買わず、安いところで売らない。
別の本の内容になりますが、「誰かが泣きながら売ったものを買う」。
実行したいな、と思っています。
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<クマ式スワップ運用・第1口座>
豪ドル 18.1万ドル(平均購入額 71.8円)
NZドル 0.9万ドル(平均購入額 46.4円)
--> ポジション総額1317万円 / 資産607万円 / レバレッジ2.17
今年のスワップ金利収入 25.6万円
(1月/5.2万円、2月/5.0万円、3月/5.9万円、4月/5.4万円)
(5月/4.2万円)
今日のスワップ金利収入 1484円
これまでのスワップ収入 2010年/79.0万円 2011年/77.2万円
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<クマ式スワップ運用・第2口座>
豪ドル 0.2万ドル (+ 0.2万ドルショート)
--> 今年のスワップ金利収入 0円
今年の為替差益 0円
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