これは痛い本ですよー。
最初から最後までイタイ。
ですが、反面教師として読む価値はある。
なぜ日本人が愚かなのか。
それは「とにかく貯めこむ」から。
アメリカ人は「借りてでもふやす」。
そんなアメリカ人に学ぼう、というのが本書の趣旨です。
というわけで、「アメリカの投資家に学ぶ資産運用のセオリー」。
セオリー@ 「払い終える」よりも「借りなおす」
セオリーA 良い借金なら、大いに結構!
セオリーB ひとつのかごに全部のたまごを入れるな
どんどんお金を借りていって、レバレッジをかけまくれ、ってことですな。
そして、どんな資産でお金を殖やしていくのか。
著者のオススメは、なんといっても不動産みたいです。
ローンを借りて不動産を買い、含み益を持って次のローンを借りる。
そう、リーマン・ショックまでのアメリカ人の典型的不動産投資です。
その結末は、みなさんがご存知のとおり。
レバレッジが逆回転して、あっという間に一文無しになる危険な投資です。
ホームレスが大量生産されたことでも有名です。
こんな粗雑な資産運用本でも、うまくいっている時には、それっぽく聞こえる。
円高の時には「米ドル60円になる」という人が幅をきかせる。
円安になってきたら「米ドルは120円になる」いう人の声が大きくなる。
金を買うべきだ、という人がいて、不動産が底値だ、という人もいる。
資産運用って、とってもムズカシイ。
人に教わるのは、もっとムズカシイ。
それを本書は教えてくれます。
これが「おすすめ」の理由。
でも、1つだけ心に残ったフレーズがありました。
「貧乏人は宝くじを買い、お金持ちは株を買う」
アメリカのことわざだそうです。
同じ買うなら、お金を産んでくれる資産を買う。
これは大切ですよね。
来月もまた、セゾン投信
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<クマ式スワップ運用・第1口座>
豪ドル 18.1万ドル(平均購入額 71.8円)
NZドル 0.9万ドル(平均購入額 46.4円)
--> ポジション総額1317万円 / 資産644万円 / レバレッジ2.05
今年のスワップ金利収入 6.8万円
(1月/4.3万円、2月/2.6万円)
今日のスワップ金利収入 4383円
これまでのスワップ収入
2010年/79.0万円 2011年/77.2万円 2012年/55.9万円
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<資産60倍作戦口座>
766豪ドル (元金 3.0万円) :スワップ 1013円 (うち996円使用済み)
指値中:84/85/86/87/88/89/90/91/92/93/94円
--> 複利運用でのポジション追加 (2012年6月運用開始)
(2012年/16AUD)
(1月/0AUD, 2月/0AUD)
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ラベル:経済的自由