橘玲の最新刊は、なんと国家破産についてです。
日本の借金の残高は積み上がるばかり。
そんなの関係ない、といっている人もいますが、やっぱ由々しきこと。
借金は、いずれは返さなければならないのですから。
国家破産のコワイところは、何がおこるかがわかならいってこと。
だから、どう対処したらいいのかが、不安でしかたない。
橘玲は、まず将来のシナリオをハッキリと定義しています。
いわく、
「大地震や原発事故、戦争や内乱など、未来にはさまざまな不確実性が潜んでいます。経済的な混乱もそのひとつですが、そこにはふたつの大きな特徴があります。
第一に、市場で起きる出来事は将来のシナリオをかなり限定できることです。
日本経済の未来には、次の3つの可能性しかありません。」
@ 楽観シナリオ:阿倍野ミクスが成功して高度経済成長がふたたび始まる
A 悲観シナリオ:金融緩和は効果がなく、円高によるデフレ不況が続く
B 破滅シナリオ:国債価格の暴落と高インフレで財政は破綻する
そして、最悪の場合でも恐れることはない、と説きます。
「ふたつめは、経済には強い継続性があることです。
仮にBの「破滅シナリオ」が現実のものになったとしても、それは次のような順番で進行するでしょう。」
第1ステージ:国債価格が下落して金利が上昇する
第2ステージ:円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる
第3ステージ:日本政府が国債のデフォルトを宣告し、IMFの管理下に入る
「ここで強調したいのは、別の単純な事実です。”危機”は第1ステージから第2ステージ、最終ステージへと順に悪化していくのですから、ある朝目覚めたら日本円が紙くずになっていた、などということは絶対にありません」
具体的な資産防衛の方法は、みっちりと本編に書いてます。
だけど、序文に書いてある、ここまでの内容がコアです。
そして、帯の言葉を私たちは心に刻まなければ。
「恐れる必要はない しかし、備える必要はある!」
自分だけなら、なんとでもなる。
でも家族を守るのなら、行きあたりばったりでは困ります。
しっかり保険をかけてとかなきゃね。
と、ここまでで、えらく長くなってしまいました。
中身の紹介は、また今度。
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<クマ式スワップ運用・第1口座>
豪ドル 18.1万ドル(平均購入額 71.8円)
NZドル 0.9万ドル(平均購入額 46.4円)
--> ポジション総額1317万円 / 資産649万円 / レバレッジ2.03
今年のスワップ金利収入 12.6万円
(1月/4.3万円、2月/3.9万円、3月/4.4万円)
今日のスワップ金利収入 4166円
これまでのスワップ収入
2010年/79.0万円 2011年/77.2万円 2012年/55.9万円
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<資産60倍作戦口座>
766豪ドル (元金 3.0万円) :スワップ 1265円 (うち1238円使用済み)
指値中:84/85/86/87/88/89/90/91/92円
--> 複利運用でのポジション追加 (2012年6月運用開始)
(2012年/16AUD)
(1月/0AUD, 2月/4AUD, 3月/4AUD)
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